2018年02月03日

Take a break 春日神社王祇祭受当屋

  鶴岡市黒川(旧櫛引町)に伝わる王祇祭は500年以上の伝統があり、そこで演じられる黒川能は国の重要無形民俗文化財である。
 祭りの当屋は上座と下座があり、それぞれが春日神社の神霊が宿る「王祇様」を迎える。上座は民家で、下座は黒川上区の公民館になる。
 「黒川能」はつとに有名で、外国人も含めて多くの見物客で賑わうが、2月2日に上座の当屋に招かれる機会があって行ってきた。
  ずっと前から親交いただいてるNさんの家が上座の当屋に当たった?らしい。大変だが、名誉なことであり、滅多にないことなので受けたとの
 はなしであった。
  当屋は春日神社布受けの儀をおこなう。祭り期間中の2月2日から4日までの3日間執り行う。我々二人は10時半ごろお邪魔したが、普通の
 民家なので車は路肩におく。受付で一人2,000円の会費を支払うと、住所と名前を書くようにと言われた。座敷の「王祇様」を拝んでのち、お膳  を出された。三角の煮つけ油揚げ、干しぜんまい、豆腐汁、棒鱈とお漬物などであった。(料理名が良くわからないのであしからず)
 車なので、お神酒は遠慮したら、甘酒を出してくれた。
  接待係はすべて男性で何人か見えた。女子衆は台所なのだろう。
  聞いたら3日間で300人分の賄いを用意したそうだが、何人来るかはわからないと言っていた。黒川集落の人は、上座から下座と回るらしい。
  1時間くらいでおいとましたが、その間お客様が出たり入ったりであった。会費を支払えば誰でも参加できるらしい。黒川能だけでなく当屋を
  訪ねるのも楽しそうである。



Posted by かくさん at 16:06│Comments(0)
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